ワールドトリガー 29点セット ワールドトリガー 29点セット ワールドトリガー 29点セット 裁断済み

「ウェイ」とは、活気ある企業の根底になる、潜在化の基で存在している経営資源とされています。 企業風土、企業文化、ミッション、ビジョン、これらの企業に存在する要素全ての根底にあるもので、『その企業らしい人や組織の動き方・動かし方』と定義づけられています。 例えば、リッツカールトンホテル大阪のクレドに従った従業員の柔軟な対応、トヨタ生産方式の徹底した効率性の追求、といった行動は、そもそも、その企業に脈づく「企業遺伝子」があるからこその成果であり、ウェイを決定する本質的な要素とされています。 本書では、まず、３分の２ほどのボリュームで、「ウェイ」についての定義をするために、実在する企業を通しての解説や実践例、また、その効果について触れられています。 そして、残りのスペースで、新たに「ウェイ」作りを行う為の取り組み方が、概要的に記されています。ここの部分は、他の実務書に詳細を譲っているような印象でした。 「ウェイ」という新しい言葉の定義をされた、その先見性は、人事管理業務を本業とする著者の客観的視点の豊かさを感じさせます。 実際に人事の業務に携わっていると、確かに目に見えない、その企業のベースとなっているイズムを感じる事は少ないでしょう。しかし、これまでその内容を中心に扱った書物は見られませんでした。本書において、「ウェイ」として明確化した事は、人事分野における今後の方向性の一つになりうるでしょう。 【内容紹介】 ・現場の社員が時間をかけてウェイを磨き上げる ・チームウェイのある組織は強い ・ミッションが経営の生命線 ・人に対する「思いの循環」がウェイとなる ・ウェイが現場に浸透する仕組みを作る など

ドラッガーの考え方に触れる基礎となる本だと思う。 小手先の手段を説いた最近のビジネス書に比べ、仕事を進めていく上での考え方が書かれており、非常に参考になった。

実際多変量解析やデータマイニングを行っている実務者の立場からすると、研究の苦労の部分が割愛されているのが悲しいが、少なくとも読み物としては面白いので、現場にやる気を起こさせるにはいいかもしれません。

この本は近くの本屋には売ってなくて何軒かまわったがどこにも売ってませんでした。しかし楽天で調べたら一発で出てきてすぐに送ってもらったので大変助かりました。おかげで試験も合格できたので感謝してます。

家族経営や個人経営の方より、中・大企業の方のほうが、実感できることが多いのではないかと思います。 とは、いえ。実践すれば、この本の代金くらいは、個人経営でもすぐに稼げそうです。

ロジカルシンキングの本は何冊か読んでいますが、この本はコンパクトに内容がぎゅっと凝縮されています。他の本は捨てて、この本は手元に置いておこうと思います。最初に勉強する人にもお勧めです。

個人的な経験に相通じるところがたくさんありました。 特に目新しい部分はありませんでしたが、読みやすく、フムフムと再実感しながらスッと読めました。